今日は久しぶりにご常連のお客様をご案内して冬の匂いの濃くなった県営牧場コースを周遊しました。
スタート直後は晴れていた空もしばらくすると雲に覆われ典型的な冬空に変貌。それでも富士山を始め南アルプスの高峰などは灰色がかった空を背景にその白銀の姿をいっそう際立たせていました。

すっかり人通りも絶えた八ヶ岳横断歩道のトレイル、鹿除け柵の設置以来野生動物の姿を見る機会はめっきり減りましたが、この起伏のある草地と周囲に広がる灰褐色の森のコントラストは少し不機嫌な空色と相まって、まるでアメリカのフォークアートの巨匠、アンドリュー・ワイエスの絵画を思わせるどこかノスタルジックな風景に映りました。

夏のコース通り一旦川俣渓谷に降りてコーヒーブレイクとしましたが、川風の冷たさに早々に退散。
ふたたび正面に広がる山岳風景を眺めながらのんびりとスタート地点まで戻りました。

本格的な雪が来るまでの初冬のひととき、こんな静かで赴きのある風景の中に身を置くのもきっと素敵な体験になると思います。

枯れ色の牧草地と雪のついた赤岳をバックに。

川俣渓谷の河原で少し上流の「小滝」から流れ落ちる清流を汲んでコーヒーを入れました。

思ったよりも寒いですか?

小滝手前のブロックの上で。

こんな誰もいない作業道を帰ります。