今週もまた台風による雨・・・ですが、総勢8名の方がご参加くださいました。
昨夜はYOAの提携宿泊施設に宿泊し、地元の料理や宿のおもてなしを堪能した皆さん、今日はユネスコエコパークに登録された南アルプス山麓のハイキングを楽しんでいただきました。

アクティビティーは「尾白川渓谷トレッキング」。
トレッキングルートは難しくはないのですが、もし滑落してしまったら大変危険なことになる場所もあります。
今日のような雨の日はさらに滑落の危険が増してしまいますので、残念ですが、コースを短縮して実施させていただきました。

まずは出発地点でサントリー提供の「南アルプスの天然水」を持って記念撮影。
後ろにあるのは「南アルプスユネスコエコパーク」の紹介看板。
ここは南アルプスの甲斐駒ケ岳の登山口でもあります。
甲斐駒ケ岳と登山道の黒戸尾根について説明させていただきました。

登山口から少し歩くと「駒ヶ岳神社」があります。
大きな杉の木に囲まれ、幽玄な雰囲気を醸し出しています。
甲斐駒ケ岳も山岳信仰によって江戸時代に開かれた山です。
山を信仰の対象とするという風習は欧米にはなかったもので、近代登山の発祥はヨーロッパですが、登山そのものの歴史は日本の方が古いと言えるでしょう。
ここでは日本の山岳信仰について少し説明させていただきました。
修験道とも呼ばれますが、日本古来の信仰と中国などから伝えられた仏教を日本的に融合し、発展したのが山岳信仰です。
当時の修験者はどのような思いでこの長く厳しい登山をしていたのでしょうか。
そんな想像をさせてくれるのもこのコースの魅力です。

駒ヶ岳神社を後にして、尾白川にかかる吊り橋を渡ります。
定員5人。橋の上からは渓谷の紅葉と清流を眺めることができます。

先週の台風の影響で葉が落ちてしまいましたが、そこそこきれいな紅葉を見ることができました。
いつもは水底の小石まで見える清流も、さすがに濁りがありました。
それでもこの美しさです。

水かさが増していたので、いつもならスニーカーで歩ける千ヶ淵へのトレイルも水が流れ、登山靴でないと歩けない状態でした。
不整地を歩くコツなどもお話しながら雨のハイキングを楽しんでいただきました。

いつもはエメラルドグリーンの水をたたえている千ヶ淵。
「水の山行って来た」のコピーで有名になったCMで、宇多田ヒカルさんがたたずんでいたのがこの美しい淵です。
普段は流れる水の音が心地よい場所ですが、今日はゴーっという流れの音に声がかき消されるほどでした。
でも、こういった自然の圧倒的な力を目の当たりにするのも時にはいいものです。

雨にもかかわらず参加された皆様、ありがとうございました。
次回はぜひ天気の良い時に全てのコースを一緒に歩きましょう。
きっと素晴らしい体験になるはずです。