今YOA事務所のある萌木の村ではヤマボウシとナツツバキが見頃を迎えています。

ヤマボウシは都会でも街路樹として馴染みのあるハナミズキ(アメリカヤマボウシ)と近縁の種でさらに多くの花を付けるのが特徴です。

花の形が比叡山延暦寺の僧が被る白い頭巾に似ることからこの名がついたと言われています。

夏を過ぎると直径2cm程の実を付け、黄色いクリーム状の中身は甘くとても美味しいものです。幼少期に山間で育った方には懐かしいおやつとして思い起こされる方も多い事でしょう。

今年は特に花付きがよく、花期も長く感じられます。
そろそろ終盤ですが、同標高のエリアではどこでも普通に見られますので梅雨の合間のお花見には最適です。

 

ナツツバキはこれから。
二日程前に咲いているのに気がつきました。

ツバキが冬から春に咲くのに対し、夏に咲くのでこの名がつきました。
ツバキと同様に合弁花なので散る時には花の根元からいっぺんに落ちるのが特徴です。

別名シャラノキ(娑羅木)。
娑羅木は釈迦の入滅の際に傍らにあった二本のサラノキ(フタバガキ科)を沙羅双樹とよび、日本の寺院ではナツツバキをその代用品として植えたところから付けられた当て字だそうです。

その花は茶花としても重宝され、清楚でありながらゴージャスな一面も合わせ持つ夏の訪れを告げる風情が魅力です。

滑らかな樹皮はサルスベリやリョウブとともに床柱などにも利用され、森の中でもその美しさはひと際目立ちます。

 

ヤマボウシの花

 

まだ新鮮なナツツバキの花。