YOA事務所の裏のダンコウバイが花を付けました。いよいよ清里高原にも春到来です!

ダンコウバイはクスノキ科の低木で冬枯れた山野に真っ先に花を咲かせる春告げ花のひとつ。枝の節々に7個前後の小さな黄色い花が集まって咲き、モノトーンの風景の中でもとても良く目立ちます。春を告げる花と言えばカタクリやユキワリソウが有名ですが、この辺りではダンコウバイやアブラチャン、キブシなど、どれも黄色い花が真っ先に思い浮かびます。それを追うようにコブシやスミレの仲間が咲けば高原も春本番となるわけです。

ダンコウバイは檀香梅という漢字を当てますが、檀香は香木の白檀のことで、同じように枝や葉に香りがあり、その花の付き方が梅に似ているところから名付けられたということです。仲間のアブラチャンも良く似ていて、遠くからでは見分けるのが難しいくらいです。こちらは実に油分を多く含み、かつては行灯(あんどん)の灯油の代わりに実から絞った油を用いたことから、また揮発性の匂いがするのでコールタールの別名の瀝青(チャン)を思わせることから名前が付いたとされています。

樹木の名前ひとつをとってもその由来は色々複雑で面白いですね。

雌雄異株なので花の形も違います。こちらは雌花のようですね。

事務所前のコブシの蕾。毛の生えた芽鱗が割れて開花も間近です。